映像制作のロケ地探しと許可取りについて
映画であれ、MV 、CMなど映像制作でのロケ地探しと使用許可はつきものの作業です。
白岩大志監督のデビューにして、快挙の12 配信サイトでの公開作品「Zライフクライシス」
のロケ地探しと、許可取りをピッケルでお手伝いしました。
ロケ地の探し バス停に並ぶ人たちのシーン
ポイント1:メインになるロケ地を中心に、できるだけアクセスの良い場所をリサーチ。
今回、神奈川県相模原市の一軒家のシーンがメインのロケ地の一つなので
別のシーンは物語の進行に沿って、その周辺のロケ地をgoogle mapなどで
あたりを付け、その後ロケハンへと進みます。
>一軒家のそばの道
ポイント2:撮影時間に近い時間帯でのロケハンが望ましく以下確認事項です。
・シーンのアングルに収まるカメラ位置や太陽の位置
・人通りや車の多さ
・キャストが待てる場所や駐車場に近いかどうか
・ロケ地の周辺の環境と配慮ポイント、コンビニなど
・天候不順でも隙間に撮影したい場合、逃げ場所などの考えないと、、となります。
この場合は、パーキングがあまりなかったので近隣施設の駐車場の許可も頂きました。
道路使用許可
ポイント3:道路使用許可
大人数で歩道などで撮影する場合、管轄の警察署に道路使用許可を申請しに行きます。
・ロケ道路の管轄の警察署を検索
・警察署のHPにある道路使用許可に関するページの申請書をDL
今回「別記様式第六 道路使用許可申請書」を使用
・添付書類を揃える。
*撮影企画書・シーンコンテがあれば添付
*撮影ポイントの地図(google mapなど利用)
ロケ場所を記入して、撮影方法を記入(カメラ位置と被写体の位置、
三脚なのか特器有か レフや照明機材 録音機材など)
カメラ位置前後に通行者のケアーの要員の記入を2名を忘れずに記入がベター
どの警察署でもその点の配慮を要求されます。
>>MVなどは音出しの音量に対するケアー方法を書いておいた方がいいです。
撮影方法はコンテに記入でもOKです。
・申請書と必要添付書類は2部必要で撮影日の平日営業日7日間くらいに前に
は出したほうが安全です。早ければ2〜3日くらいで許可でますが
書き直しや再提出などのリスクがゼロでは有ません。
大規模撮影なら、もっと余裕を見た方が良いです。
・許可料がかかります。2000円くらい。
今回は、2日ほどで許可がおりました。
このロケでは、天気不順により再撮影になりました。ロケは天気との戦いになりますね!
ゾンビメイクは時間がかかりメイクさんも俳優のみなさんも大変!
猛暑の夏に2度のゾンビメイクお疲れ様でした〜。
次回ブログは、若者にゾンビが襲われるシーンのロケ地探しと道端シーンをお届けします。